掛軸は、華やかなのに出過ぎず、日本の美意識が現れているものの一つです。
軸装展で掛軸をご覧になると、多くの方が 懐かしいような、日本人心が呼び覚まされる様な心持ちがするとおっしゃっていました。
住環境が大きく変わる中、現代生活にマッチする様に洋間にも掛けられる掛軸制作を心掛けています。収納も極めてコンパクト。小さな箱に収まってしまいます。 表装の材料も古いものが少なくなっていく今日、もっと現代的なものも手掛けていきたいと思っています。
慶応義塾大学卒
表装を、遠藤三右衛門氏、麻殖生素子氏に師事
2009年より個展数回
作家の依頼を受けて、書道展や墨彩画展の表装を手掛ける。